沖縄の島は全部でいくつあるのかと調べると、160島、54島、691島など複数の数字が出てきて、どれが本当なのか迷ってしまいますよね。
結論からいうと、沖縄の島の数は「何を島として数えるか」と「どの資料を基準にするか」で答えが変わります。
観光や地理の説明でよく使われる数と、地図データ上で機械的に数えた数は一致しないんです。
沖縄県の離島関係資料では、面積0.01平方キロメートル以上の島しょを対象に160島と整理されています。
そして、有人島は原則として「5年に1度」行われる令和2年国勢調査などで人口が確認された島を基準に37島、無人島は123島という考え方が示されています。
一方で、沖縄県の観光や離島政策の説明では、指定離島54島という区分もよく使われ、その内訳は有人島38、無人島16です。
国土地理院の全国集計では、電子国土基本図を基準に沖縄県は691島(※最新の2023年再集計では1,472島)と数えられており、こちらはより細かな自然地形まで含めたまったく別の数え方になります。
単なる数字の暗記ではなく、160島と54島と691島(1,472島)の違い、有人島と無人島の考え方、大きい島はどこか、暮らしや観光で名前を聞く主要な島は何か、といった背景まで整理していくとスッキリします。
この記事では、沖縄の島の数が複数ある理由を先に整理していきます。
有人島と無人島の数や特徴、大きい島と小さい島の魅力、本島から近い島と遠い島の特徴、観光で名前を見かけやすい島との関係まで比較できるようにまとめます。

沖縄の島は全部でいくつなのか
沖縄の島の数を一言で答えるなら、一般的な説明では160島、指定離島で見るなら54島、地図データで厳密に数えるなら691島(最新データでは1,472島)です。
この違いは、数字のどれかが誤りなのではなく、数える目的と定義が違うために起きています。
まずは検索結果で混在しやすい代表的な数字を分けて理解すると、沖縄の島の全体像がかなりつかみやすくなりますよ。

いちばん通りがよい答えは160島
沖縄の島の数としてもっとも一般的に使いやすいのは、沖縄県の離島関係資料で示される「面積0.01平方キロメートル以上の島しょ160島」という整理です。
この数え方は、極端に小さい岩礁のような地形を除きつつ、県全体の島々を一覧で把握しやすい点に強みがあります。
旅行記事や地理の説明で「沖縄には大小160の島々がある」と書かれることが多いのは、読み手にとって直感的で、行政資料とも整合しやすいからです。
160島の内訳は、有人島と無人島の定義を、どの時点の人口実態でみるかによって受け取り方が変わるため、数字だけで覚えるよりも、県資料ベースの代表値と理解しておくのが実用的です。
有人島と無人島は県資料で37島と123島が基準になる
沖縄県の離島関係資料では、160島の内訳として、有人島数は原則として令和2年国勢調査により人口が確認されている島の数を採用し、住民基本台帳人口も勘案して整理しています。
国勢調査は「5年に1度」の頻度で実施されるため、この数字は調査のたびに最新の実態に合わせて見直されていきます。
その考え方でみると、沖縄本島を含む全体では有人島37島、無人島123島、合計160島という見方が基本になります。
ここで重要なのは、有人か無人かは永遠に固定された属性ではなく、調査時点で居住実態があるかどうかに左右される点です。
そのため、資料によっては「38の有人島」「100あまりの無人島」といった表現も見られますが、時点や対象範囲の差を理解しておけば、数字のズレに過度に混乱する必要はありません。
指定離島54島は政策上の区分としてよく使われる
沖縄県の資料で頻繁に登場する54島という数字は、県内すべての島の総数ではなく、沖縄振興特別措置法にもとづく指定離島の数です。
この指定離島は、交通、医療、生活条件、産業振興などの面で本島と条件が異なる地域を政策的に位置づけた枠組みで、観光パンフレットや行政の離島施策でもよく使われます。
2025年更新の沖縄県公式ページでは、指定離島54島の内訳として、有人島38、無人島16、参考として沖縄本島1、橋などで沖縄本島と連結されている島11という説明が確認できます。
54島は「沖縄県の島を全部数えた数」ではなく、「指定離島という制度上の対象数」と理解すると、160島との違いがすっきり整理できますね。
国土地理院では沖縄県は691島(最新は1,472島)と数えられている
国土地理院の「日本の島の数」は、電子国土基本図を用いて自然地形としての島を一定条件で計数したもので、以前の公表では沖縄県は691島とされていました。
2023年(令和5年)の最新の再集計では、地図の電子化と測量技術の進歩によりさらに細かい島まで数えられ、「1,472島」へと大幅に更新されています。
この数字が大きく見えるのは、行政資料の一覧よりも細かな地形まで含めて数えるためで、一般の会話で使う「沖縄の島は160くらい」という感覚とは基準がかなり違います。
どちらが正しいというより、691島や1,472島は地図データベース上の厳密な計数結果、160島は県資料として把握しやすい整理値と受け止めるのが自然です。
研究、地理、統計の文脈では地図上の数字が有効ですが、観光や生活圏の話をするなら160島や指定離島54島の方が実感に近いことが多いです。
検索で数字がばらつくのは古い資料と定義差が混ざるから
「沖縄の島は161」「160」「148」「691」「1,472」など複数の数字を見かける最大の理由は、資料の発行年と数え方がそろっていないまま引用されることです。
特に有人島の数は、国勢調査(5年に1度)や住民基本台帳のどちらを重くみるか、一時的な居住実態をどう扱うかで揺れやすく、無人島側の数字もそれに連動します。
また、橋や埋立で沖縄本島や他島と連結された島を、独立した島として扱うか、生活圏としては一体的に扱うかでも説明が変わります。
数字だけを単発で覚えるよりも、総数の代表値は160島、政策の対象は54島、地理データでは691島や1,472島という三層構造で理解すると、ほとんどの検索結果を読み解けるようになります。
実用上は目的別に数字を使い分ければ十分
旅行の会話や一般教養として答えるなら「沖縄には一般に160島ほどあるとされる」がもっとも使いやすい表現です。
有人島と無人島まで聞かれたら「県資料ベースでは37島が有人島、123島が無人島と整理されることが多いよ」と補足すると、数字の背景まで伝わります。
行政や離島振興の話なら指定離島54島、地理学的な島数比較なら国土地理院の数字というように、場面ごとに適切な数字を選べば誤解が少なくなります。
この使い分けができると、沖縄の島に関する情報収集でありがちな「どれが本当なのか」という迷いはかなり解消されます。
まず覚えたい結論を一覧で整理する
最初に全体を把握したい人は、島の数を次のように覚えると混乱しにくいです。数字ごとの意味をそろえて見ると、同じ沖縄の島の話でも前提が異なるだけで矛盾していないことがわかります。
| 島の数 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 160島 | 面積0.01平方キロメートル以上の島しょ | 全体像の説明 |
| 37島 | 県資料ベースの有人島数 | 居住実態の把握 |
| 123島 | 県資料ベースの無人島数 | 有人島との内訳比較 |
| 54島 | 沖縄振興特別措置法にもとづく指定離島 | 政策・離島振興の説明 |
| 38島 | 指定離島のうちの有人島 | 指定離島内訳の説明 |
| 16島 | 指定離島のうちの無人島 | 指定離島内訳の説明 |
| 1,472島 | 国土地理院の最新地図データによる計数(以前は691島) | 地理データの比較 |
この表を起点にして次の章から内訳や主要な島の違いをみていくと、単なる数字の暗記ではなく、沖縄の島の構造そのものが理解しやすくなります。
島の数字が複数ある理由を整理する
沖縄の島の数がひとつに定まらないのは、情報がいい加減だからではなく、島の定義と利用目的が違うためです。
ここを押さえずに検索すると、同じ沖縄県について書いてあるのに数字が合わないように見えてしまいます。数え方のルールを先に知っておくと、今後ほかの資料を見ても迷いにくくなりますよ。

島の定義は面積基準で変わる
沖縄県の離島関係資料では、島しょ一覧の対象を面積0.01平方キロメートル以上の島としています。
この基準を入れることで、地図上には見えるものの、実際にはごく小さな岩礁のような地形を無制限に数えずに済みます。
一方で国土地理院の計数は、電子国土基本図をもとに全国一律のルールで自然地形を把握する性格が強く、行政資料より細かな島まで拾いやすいです。
- 県資料は一覧性を重視しやすい
- 国土地理院は地図データの網羅性が高い
- 同じ沖縄でも目的が違えば島数も変わる
- 小島や岩礁の扱いが差を生みやすい
沖縄の島の数は固定の正解がひとつあるというより、どの基準で切り取るかを明示して読むことが大切です。
有人島か無人島かは時点で変わる
有人島と無人島の違いは地形の問題ではなく、人が実際に住んでいるかどうかの問題なので、調査時点によって変動し得ます。
先ほども触れたように、基準となる国勢調査は5年に1度実施されるため、その間に島の状況が変わることもあります。
国勢調査では人口が確認されたものの、常住実態の確認中で県資料上は無人島のまま掲載されるケースも注記されています。
同じ島でも資料Aでは有人、資料Bでは無人、または集計対象外ということが起こり得ます。数の差を見つけたときは誤記と決めつけず、資料の発行年と判定ルールを確認することが大切です。
制度上の島と地理上の島は一致しない
指定離島54島のような数字は、地理上の総数ではなく、制度上の対象島を示しています。
橋でつながった島や、すでに指定解除となった島、行政施策の対象として扱う必要がある島などは、純粋な地形分類だけでは整理しきれません。
そのため、離島振興、交通補助、医療確保などの話題では指定離島という枠組みが重要になり、単なる総数とは別の数字が使われます。
| 見方 | 何を表すか | 代表的な数字 |
|---|---|---|
| 地理上の一覧 | 面積基準で拾った島しょ全体 | 160島 |
| 居住実態 | 人が住んでいる島と住んでいない島 | 37島と123島 |
| 政策区分 | 指定離島として扱う島 | 54島 |
| 地図計数 | 電子国土基本図で数えた自然地形 | 691島(最新1,472島) |
この違いを理解しておけば、数字の不一致はむしろ「資料の視点の違い」として読み解けるようになります。
有人島と無人島の特徴と数を比較する
沖縄の島の魅力を考えるうえでは、総数だけでなく、人が暮らす島がどれくらいあるのかを知ることが大切です。
有人島は交通、学校、医療、商店、観光受け入れ体制に直結し、無人島は自然環境や保全の視点で語られることが多くなります。
ここでは、気になりやすい有人島と無人島の違いや特徴を実用的に整理します。

県全体では有人島は少数派で無人島が多数を占める
160島という全体数を前提にすると、県資料ベースの有人島は37島、無人島は123島で、数だけ見れば無人島が圧倒的に多い構成です。
沖縄の島というと、観光で有名な島々の印象が強いため、人が住む島がかなり多いように感じるかもしれませんが、実際には暮らしの場として機能している島は限られます。
この差は、沖縄の自然環境の豊かさを示す一方で、島ごとの生活条件の厳しさも表しています。
観光計画を立てるときも、名前を知っている島が必ずしも定期便や宿泊施設を備えた有人島とは限らないため、アクセス可否を別に確認する視点が欠かせません。
有人島は「暮らしと文化」が交わる島
有人島の最大の特徴は、そこにリアルな「生活のにおい」があることです。
宮古島や石垣島のような大きな島から、人口数十人の小さな島まで規模は違いますが、集落があり、学校や医療機関があり、島独自の祭りや言葉、食文化が息づいています。
また、定期船や飛行機が通っているため、観光客が訪れやすいのも有人島ならではの強みです。
無人島は「手つかずの自然」が残るロマンの島
一方で123島もある無人島は、人工物がないため、手つかずのビーチや透明度抜群の海、ウミガメや野鳥など貴重な生態系がそのまま残されています。
環境保全のために立ち入りが制限されている島もありますが、ツアーに参加して上陸できる島では、有人島では味わえない極上の「秘境感」や非日常を体験できるのが特徴です。
指定離島では有人島38島と無人島16島になる
指定離島だけを切り出すと、沖縄県の公式ページでは有人島38、無人島16、合計54島と示されています。
県全体の160島に比べると数がぐっと減るのは、政策上の指定対象だけを抜き出しているからです。
観光や離島振興の文脈で「沖縄の離島は54島」と説明されることがあるのはこのためで、一般的な総島数とは別概念です。
- 160島は県全体の島しょを把握しやすい数字
- 54島は指定離島制度の対象数
- 37島と38島の差は対象範囲や時点の差で説明できる
- 会話では数字の前提を添えると誤解されにくい
とくに有人島数は37と38の両方を見かけやすいので、県全体の島しょ整理では37、指定離島の内訳では38と区別して覚えると混乱しません。
有人島の多くは観光地でもあり生活の島でもある
沖縄の主要な有人島には、宮古島、石垣島、久米島、伊江島、与那国島、南大東島など、観光でも生活でも存在感の大きい島が並びます。
ただし同じ有人島でも、空港がある大規模島から、人口がごく少なく日常サービスが限られる小規模島まで条件差は非常に大きいです。
そのため、有人島というひとくくりで考えるより、人口規模、面積、沖縄本島からの距離、航空路や航路の有無で見比べると実態に近づきます。
旅行者にとっては「有人島かどうか」よりも「宿泊できるか」「日帰りで行けるか」「車が必要か」といった実務面まで確認することが失敗を防ぐコツです。
沖縄で大きい島と小さい島を一覧で比べる
沖縄の島を理解するうえで、面積の大きさは重要な基準です。
大きい島ほど人口や交通網が発達しやすく、生活圏や観光圏としての厚みも出やすい一方で、面積が大きくても人口密度が低い島もあります。
ここでは国土地理院の面積データをもとに、代表的な大きい島を比較しつつ、小さな島ならではの魅力も整理します。

沖縄で大きい島の上位は沖縄島・西表島・石垣島・宮古島
国土地理院の沖縄支所による面積ベスト10では、1位が沖縄島、2位が西表島(いりおもてじま)、3位が石垣島、4位が宮古島です。
この上位4島は、観光知名度だけでなく、沖縄の地理を考えるうえで骨格になる島でもあります。
特に沖縄島は1,206.98平方キロメートルで突出して大きく、2位の西表島289.62平方キロメートルとの差は非常に大きいです。
| 順位 | 島名 | 面積 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄島 | 1,206.98平方キロメートル | 県人口と機能が集中する中心島 |
| 2 | 西表島 | 289.62平方キロメートル | 面積は大きいが自然比率が高い |
| 3 | 石垣島 | 222.24平方キロメートル | 八重山の交通と観光の拠点 |
| 4 | 宮古島 | 158.87平方キロメートル | 宮古圏域の中心で観光人気も高い |
| 5 | 久米島 | 59.53平方キロメートル | 本島から比較的近い大型離島 |
単に大きい順を見るだけでも、沖縄の中心島、本格的な自然島、離島観光拠点という役割の違いが見えてきます。
関連記事:石垣島と宮古島はどっちが大きい?海・自然・観光の違いも解説
面積が大きくても人口が多いとは限らない
面積だけでみると西表島は沖縄県で2番目に大きい島ですが、人口面では沖縄島、宮古島、石垣島などと比べてかなり少なく、自然の比重が高い島です。
逆に宮古島や石垣島は、西表島より面積は小さくても、市街地、空港、観光インフラが整っており、旅行者の体感では「大きくて便利な島」と感じやすいです。
この違いは、島の評価を面積だけで決められないことをよく示しています。
大きい島を比較するときは、面積、人口、交通、宿泊施設、産業構造をセットで見た方が、実際の暮らしや旅のしやすさに近い判断ができます。
大きい島の上位10島を把握すると地理がつながる
沖縄の大きい島を上位10島まで見ておくと、北部、中南部、宮古、八重山、大東諸島という地域差が頭の中で整理しやすくなります。
上位10島には、沖縄島、西表島、石垣島、宮古島、久米島、南大東島、伊良部島、与那国島、伊江島、伊平屋島が入ります。
- 沖縄島は県全体の中心
- 西表島は大きさに対して自然色が強い
- 石垣島と宮古島は観光拠点として強い
- 久米島は大型離島としてバランスがよい
- 南大東島と与那国島は遠隔性の印象が強い
- 伊江島と伊平屋島は本島周辺の理解に役立つ
地図を思い浮かべながらこの並びを覚えると、沖縄のニュースや旅行情報に出てくる島名がぐっと理解しやすくなります。
小さな島にはギュッと詰まった一体感の魅力がある
大きな島がある一方で、小さな島々にも独自の面白さがあります。
水納島(みんなじま)や竹富島(たけとみじま)、久高島(くだかじま)などは面積が小さく、徒歩や自転車だけで島全体をぐるりと回ることができます。
こういった小さな島は、集落の景色と美しい海がすぐ隣り合っており、「島全体がひとつの空間」としての一体感を強く感じられるのが特徴です。
大きな移動をせずにのんびりとした時間を満喫したい人には、むしろ面積の小さい島が向いていることもあります。
主要な島を沖縄本島からの距離で見比べる
沖縄の島は、単純な数の比較だけでは魅力や違いが見えにくいです。実際には、中心機能がある島、自然体験に向く島、遠隔地らしさが強い島など、性格が大きく分かれます。
ここでは主要な島を用途別に整理し、さらに「本島からの距離感」という視点も加えて旅行や学習で活用しやすくします。

まず名前を覚えたい代表島
沖縄の島をざっくり把握したい初心者なら、まずは沖縄島、石垣島、宮古島、西表島、久米島、与那国島、伊江島の7島を押さえると理解が早いです。
これらは面積、人口、観光知名度、歴史的な話題のいずれかで存在感があり、検索でもよく出てきます。
特に沖縄島は本島機能の中心、石垣島と宮古島は離島観光の二大拠点、西表島は自然、与那国島は最西端というように、役割で覚えると混同しにくいです。
島名だけを丸暗記するのではなく、「この島は何で知られるか」をセットで押さえると、沖縄の地理が一気に立体的になります。
観光で選ばれやすい島と学習向きの島は少し違う
観光で人気を集めやすいのは、空港や宿泊施設が充実した宮古島や石垣島、日帰りや短期滞在もしやすい久米島や伊江島などです。
一方で、沖縄の島の多様さを学ぶという観点では、県最大の沖縄島、自然の密度が高い西表島、日本最西端の与那国島、孤立性の高い大東諸島も重要です。
つまり、観光のしやすさと、地理的な面白さや比較価値は必ずしも一致しません。
| 見方 | 注目しやすい島 | 理由 |
|---|---|---|
| 観光の行きやすさ | 宮古島、石垣島、久米島 | 交通と宿泊の選択肢が多く便利 |
| 自然の濃さ | 西表島 | 大面積で手つかずの自然環境が際立つ |
| 地理的な特徴 | 与那国島、南大東島 | 端点性(日本の端)や隔絶性が強い |
| 沖縄理解の基礎 | 沖縄島 | 人口と機能の絶対的な中心だから |
目的に合わせて島を見ると、同じ沖縄の島でも評価軸が変わることがよくわかります。
本島から「近い島」と「遠い島」の特徴
島を選ぶときは「沖縄本島(那覇)からどれくらい離れているか」も重要なポイントです。
本島から近い周辺離島(伊江島、慶良間諸島の渡嘉敷島や座間味島、久米島など)は、フェリーや高速船で数十分〜2時間程度で行けるます。
そのため、本島観光のついでに日帰りや1泊で気軽に訪れることができ、橋でつながっていて車でそのまま行ける島もあります。
一方で、本島から遠い先島諸島や大東諸島(石垣島、宮古島、与那国島、南大東島など)は、那覇から飛行機で向かうのが一般的です。
数百キロ離れているため、気候や方言、文化が本島とはさらに異なり、「もう一つの沖縄」とも言えるディープな世界観を味わえるのが魅力です。
数字だけでなく前提まで添えて覚えると迷わない
沖縄の島の数を人に説明する場面では、数字だけを言うと相手が別の資料を見て混乱することがあります。
そのため、「一般には160島」「指定離島なら54島」「地図データでは1,472島(以前は691島)」というように、数字の前提をひと言添える伝え方がもっとも親切です。
有人島と無人島についても、「県資料では37島と123島」「指定離島内訳では38島と16島」というように、対象範囲を一緒に示すと誤解が起きにくくなります。
沖縄の島は、数が多いだけでなく、定義や資料の読み方まで含めて知ると面白さが増すテーマなので、答えをひとつに固定するより、比較しながら理解する姿勢が役立ちます。
沖縄の島の数を迷わず理解するために
沖縄の島は「全部でいくつ」と聞かれたとき、もっとも無難で通りがよい答えは160島です。
たこれは面積0.01平方キロメートル以上の島しょを整理した県資料ベースの代表値で、有人島は37島、無人島は123島という内訳で理解すると全体像がつかみやすくなります。
一方で、離島振興や行政の文脈では指定離島54島が重要で、その内訳は有人島38、無人島16であり、こちらは制度上の対象を表す数字です。
地理データとしては、国土地理院が沖縄県を691島(※2023年の最新再集計では1,472島)と計数しており、細かな自然地形まで含む別基準のため、160島と矛盾しているわけではありません。
大きい島で見ると、沖縄島、西表島、石垣島、宮古島、久米島が上位に入り、面積の大きさと人口や観光拠点性は必ずしも一致しない点も沖縄の島の面白さです。
また、水納島や竹富島など小さな島ならではの一体感や、本島からの距離によるアクセスの違いも、島選びの重要な要素になります。
沖縄の島を理解するときは、数字だけ暗記するよりも、総数の代表値、有人島と無人島の内訳、指定離島という制度区分、そして大きい島や小さな島の特徴をセットで押さえると、検索結果の違いに振り回されずに整理できます。
